17 June 2009

閉社会恐怖症

一般的な閉所恐怖症とは違って、物理的な閉じた狭い空間にいるのが苦痛なのではなく、閉じた社会(人間関係)にいると、不安な気持ちが高まって大きなストレスを抱えてしまうことを表現してそう書いた。たとえば学校。たとえば会社。たとえば友人関係。ひとつのソーシャルグループにずっといることができない。そこにしばらくいると、息が詰まるというか、不安が高まってきて、ストレスを知らぬ間に背負い込んでしまう。みんなで集まっていても、同じテーブルに座ってパブリックな会話をすることが苦手である。落ち着かなくてそわそわするし、多くの人の目を同時に気にしなければならないという衝動があるので、頭がカーッとなって論理的に考えられなくなる。ただ、人間社会のそばにいたいというアンビバレントな欲求もあるので、完全に離れてしまうのも心細く、悲しくなって、それもストレスになるため、会話の輪から少し離れた隅でビールなどをすすっていると少し安心する。

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